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切削オーバーレイがさらに充実!「EX-TREND武蔵2012」の進化
株式会社 愛知コンサルタント  代表取締役 伊藤猛司 氏、高谷宗宏 氏、太田俊昭 氏
   設計部 友成秀二 氏、技術部 唐木美由紀 氏

株式会社愛知コンサルタント

設立/平成7年12月
資本金/2,500万円
代表者/代表取締役 伊藤猛司
本社/名古屋市中区
事業内容/舗装工事・土木工事・建築工事その他に関わる測量、設計業務全般

愛知コンサルタントは、舗装工事を中心に土木設計や測量/調査業務を展開する技術者集団。その主力である舗装工事の測量/設計業務の効率化のため、同社は「EX-TREND武蔵」を導入・活用しています。今回は伊藤社長を始め、5人の技術者の皆さんに最新の「EX-TREND武蔵2012」をご覧いただきました。

 


左から、設計部 友成秀二 氏、技術部 唐木美由紀 氏、代表取締役 伊藤猛司 氏、高谷宗宏 氏、太田俊昭 氏

切削オーバーレイの内業をトータルに

――昨今の市場環境をどう感じていますか?

伊藤氏弊社は元々、建設会社の設計部門が独立して生まれた会社で、親会社の主力である舗装施工に関わる設計や測量が業務の中心となっています。従って大半が公共工事であり、全体としてはやはり縮小傾向にあります。他方、高度成長期に建設された多くの社会インフラの老朽化が進んでおり、維持修繕の重要性が増しています。当社もこの方向へ注力しています。

――特に重視している事業課題は何でしょう

伊藤氏継続して安定した受注を得るためにも、お客様の要望に確実に応えて、スピーディーに高品質な成果物を作らなければなりません。限られた数の技術者でこれを達成するには、効率化が不可欠。特にCAD等を活用した内業の効率化が近年の重要な課題となっています。しかし、中でも特に効率化が求められていた「切削オーバーレイ」業務では、実務に則して使える専用ソフトがなかなかなく、手書きと複数のツールを組み合わせて使うしかありませんでした。そうした中で出会い、導入したのが「切削オーバーレイ」オプションを備えた「EX-TREND武蔵」です。

――「武蔵」導入の決め手は?

友成氏もちろん決め手は「切削オーバーレイ」オプションです。当社の業務の流れで言うと、まず現況を拾い縦横断図を作り、そこから計画の縦横断図を作る。その計画のオーダーから切削の厚さを出し切削ボリュームと面積を出す……という一連の工程を一つのシステムでトータルに処理したかったのです。当初、武蔵の切削オーバーレイはこの流れに完璧には対応していませんでしたが、大きな可能性を感じさせました。そこで将来への期待値込みで導入を決めました。その他の土木関連機能も非常に豊富だったし、幅広く活用できる期待もありましたね。実際、導入後は計画の縦横断図作成パートなど、わりとすぐ効率化の効果が現れたと思いますよ。


新しくなった「切削オーバーレイ」のインターフェイス

横断SIMAをそのまま読み込めるように

――最新版の「EX-TREND武蔵2012」をご覧になった感想をお聞かせください

友成氏なんと言っても、切削オーバーレイで横断をTSで観測した座標SIMAなど、3次元座標から読み込めるようになった点が大きいですね。今までは測量会社さんからもらってきた数値を武蔵の方へ手打ちして入力する、という手間がかかりましたが、それが一切不要になります。横断SIMAが読める武蔵2012の切削オーバーレイなら、測量会社が数値を入力した横断SIMAをそのまま読み込んで現況地盤データが作れるんです。

唐木氏現状では手打ち作業だけで丸1日くらいかかっていますからね。それが必要なくなるのなら、全部で1〜2時間もあればできるんじゃないでしょうか。手打ちしなければタイプミスもなくなり、精度も向上しますね。あと個人的には計画段階で、現況横断図に高さを直接入れられるようになったのも嬉しいです。これも手間を減らしながら精度を向上させられると思いますよ。

――その他にもありますか?

唐木氏構造物が出来るようになったことも大きなポイントでしょう。今までは横断形状として舗装以外のものを考慮できませんでしたが、2012は中央分離帯や融雪装置などの構造物が入力できるようになり、これで対面通行の中央分離帯があるところもスムーズに設計できます。また、マンホールなどの控除物を設定できるのも便利ですね。で、展開図の方にマンホール等も全て連動するので、入力の手間が格段に軽減されるんです。

友成氏あと帳票関係が見やすくなり、見栄えがよくなりましたね。たとえば「表」は折り返しがあるとどうしても見にくくなりますが、2012ではコンパクトに収まるので、ある程度の数まで真横の流れで行けて折り返しが少なくなるでしょう。

――武蔵に対する今後の期待は?

友成氏やはり、武蔵だけで作業を完結できるようにするのが目標です。もちろん情報化施工への対応も必要になりますし、武蔵にはますます進化してもらわなければなりません。私たちも積極的に「現場の要望」を出していきたいですね。

 

 

※2011年発行のWind/fで掲載したものです。役職などは、取材当時のものです。